こんにちは、ニヤです。
今回はトラウトフィッシング界隈でよく聞く用語について書いていきます。
いざトラウトフィッシングを始めようと思っても聞いたことがない言葉がたくさん出てきて尻込みしてしまいますよね。
せっかくトラウトフィッシングに興味を持ったわけですから、その気持ちを大事にしてほしい!
ということで、できるだけ簡単にトラウトフィッシング用語について解説していきます。
本当は難しくない用語集
トラウト…鱒のこと。ニジマスやヤマメ、イワナ等のことです。
タックル…釣具の総称。ロッドもタックル、ルアーもタックルと呼びます。「今どんなタックル 使ってる?」「ラインは○○で、ルアーは○○だよ」みたいな会話をよく聞きます。
ロッド…釣り竿のこと。金魚釣りの釣り糸が付いた棒もロッドです。色々な長さ、硬さ、色があります。
ティップ…ロッドの穂先のこと。
ベリー…ロッドの真ん中ぐらいのこと。
バット…ロッドの根本のこと。
リール…糸巻き。ハンドルを回すことで糸を巻き取ることができます。
リトリーブ…リールのハンドルを回してルアーを引っ張ってくること。ハンドルを回すスピードによって釣り糸を巻き取るスピードが変わる、つまり引っ張ってくるスピードが変わる。結果、ルアーが泳ぐスピードが変わるのです。
ライン…釣り糸のこと。素材も太さも色々あります。伸びやすい素材、伸びにくい素材があるのですが、実際に使用してみると使用感が全く違います。太さは「○号」で表現されるのですが、こちらも少し太さを変えただけで、ルアーの操作性や魚の感触が全く違います。
ルアー…疑似餌のこと。生きた餌ではなく、人工物。様々な種類があります。
スプーン…ルアーの一種。食事用のスプーンの持ち手を取ったような形をしています。様々な形、色、重さによって特性があります。その特性を理解し、適材適所でスプーンをチョイスしていくことが釣果アップに繋がります。
クランクベイト…ずんぐりむっくりの魚のような形をしているルアーのこと。こちらも様々な形、色、重さがあります。素材もプラスチックでできているものやバルサでできているものがありますね。
フック…釣り針のこと。こちらも様々な形、重さがあります。鱒の口はとても小さく、針であればなんでも刺さるわけではありません。また、状況によってはルアーに噛み付く力がとても弱いため、刺さりやすい形状の針が活躍することもあります。フックは非常に奥が深いです。
スナップ…スナップとは、ルアーをスピーディに交換するため、ルアーとラインの間に付けるものです。輪っかになった針金のようなものを想像していただければ良いかと思います。管理釣り場のトラウトフィッシングでは、とにかくルアーをよく取り替えます。魚がすぐにルアーに見慣れてしまったり、泳ぐ層がどんどん変わっていくので、そこに素早くアジャストするためです。
ランディング…釣れた魚をキャッチすること。管理釣り場においては、魚に直接触れないで、ランディングすることが大切です。直に手で触ってしまうと魚が火傷をしたり、弱ってしまうのです。
ランディングネット…ランディングするための網のことです。魚が掛かったら、リールを巻いて手前に寄せ、ランディングネットに入れることでキャッチします。既述したように、できる限り魚に触らないようにするため、手でキャッチすることはせず、ランディングネットに入れてください。また、ランディングネットも魚に優しい素材のランディングネットを使ってください。
リリーサー…魚に掛かった釣り針を外す道具です。魚に触れることなく、魚から釣り針を外すことができます。魚のためにぜひ使ってください。
レンジ…水深のこと。「どのレンジに魚がいる?」とか「どのレンジでルアー引いてる?」なんて会話がよく出てきますね。
放流…管理釣り場や一部の河川では、養魚場から持ってきた魚を放してくれます。放流したばかりの魚はルアーを見たことがないため、ルアーに対して警戒心が薄くどんどんアタックしてくれます。放流されたタイミングでどれぐらいたくさん釣ることができるかが、一日の総釣果に大きく関わってきます。
C&R…キャッチ&リリースのこと。釣れた魚は持ち帰らずリリース(池に戻してあげる)してくださいね、ということです。管理釣り場のルールに記載されていることがありますので、しっかり確認してくださいね。
オレ金…オレンジと金で配色されたルアーのこと。放流の時の鉄板カラーで、鱒に対するアピール力が非常に高い配色です。とにかく魚にアピールしたいならオレ金を。
はい。
今回はトラウトフィッシングでよく聞く用語について書いてきました。
聞き慣れない、見慣れない言葉を聞くと遠くの世界の話のように感じてしまいますよね。
でも、そんなに難しいことはないのです。
一度知ってしまえば、大したことはありません。
トラウトフィッシングを始めたいと思っている方のお役に立てれば嬉しいです。
それでは、また。