こんにちは、ニヤです。
今回は私の大好きなスプーンである、ロデオクラフト社のジキルjr 1.1gのインプレです。
超定番ルアーのジキルjr、私なりのインプレを書いていきますので、
参考になれば嬉しいです。
それでは中身に入っていきましょう。
ジキルjrってどんなルアー?
ジキルjrの動きは、いわゆるロールと呼ばれるものです。
スプーンの動き方は、一般的にウォブリング(左右へのバタつき)とロール(回転)に大別して語られることが多いです。
ジキルjrの動きはロールであり、しかもハイピッチロール(速いロール)です。
一般的に、ウォブリングの方が水を攪拌する力が強く、魚の側線(水中の振動を感じる器官)へのアピールが強いと言われます。
逆にロールは相対的にアピール弱いと言いますね。
実際に魚から話を聞いたわけではないので真相は定かではないですが、
頭の中の情報整理の観点から、上記のような動きの違いを意識すると良いと思います。
ジキルjrの話に戻りますと、動き方がロールなので、
比較的アピールが弱い分類に入るスプーンだと思ってます。
しかし、サイズ感も22mmということで、
マイクロほど小粒ではないし、1.1gという重量もあるので、
「弱すぎないスプーン」なのです。
この絶妙な弱さが私はとてもお気に入りです。
ジキルjrをどうゆう時に使うのか
前項で「弱すぎないスプーン」と言いましたが、
どんな時に必要になるのでしょうか。
それはズバリ、魚の活性が中〜低の時です。
例えば、週末の釣行で、お客さんの数が多く、
魚がルアーに対して過敏になっている時。
または、水温が異常に高い、もしくは低い時。
魚は強い動きへの反応が悪いことがあります。
(中には食い気のある奴が混じっていることもありますが)
そうゆう時はジキルjrの出番です。
動き方の説明しましたが、
ロールアクションの特徴はもう一つあります。
それはゆっくり引いても泳ぐ、と言うことです。
また、左右への動きが狭いので、針が暴れにくく、
ガッツリと食いつかない魚に対しても針が口に入りやすいです。
●ゆっくり引ける
●食いつきが悪くても針が口に入りやすい
以上のことから、魚があんまり元気がないなーと言う時も活躍してくれるルアーだと言えます。
ジキルjrを使う時のタックルセッティングは?
私がジキルjr 1.1gを使うのタックルセッティングは、
ULクラスのロッドにエステルライン
UL〜Lクラスのロッドにフロロライン
の二択です。
選ぶ観点としては、
1. 狙いが近距離か遠距離か。
2. 魚が食べる時に強く反転するか。
です。
近距離の場合、飛距離を稼がなくていいのと、
ある程度魚のバイトに対してラインの伸びで違和感を少なく食べさせたい、
と言う観点でフロロを使います。
遠距離の場合、エステルラインです。
これは飛距離を稼ぎたいのと、手元からルアーまでの距離が長くても手感度でアタリを感じたいためです。
もちろん、生き物が相手なので上記の分け方で全てに対応できるわけではなく、
ケースバイケースで、タックルセッティングは変えています。
初心者の方であれば、エステルラインで使っていただいた方が飛距離も出ますし、
アタリがわかりやすくて楽しいと思います。
ジキルjrのオススメの色
ジキルjrを使ってみたい!と思ってもいろいろな色が販売されていて、
どれから手に取って良いかわからないですよね。
ということで、個人的にオススメできる色をご紹介いたします。
行く管理釣り場によってハマる色というのがあるとは思うのですが、
私が今まで特によく釣っている色を挙げていきます。
参考程度にはなるかと思います。

↓UV当てるとこんな感じ(真ん中二つは特に変わりないです)

右から順番にご紹介いたしましょう。
皆さんお馴染みの鉄板カラー「KF」です。
表がグリーンベースにテールに蛍光グリーン。
裏がオリーブです。
ジキルjr以外のロデオクラフトのスプーンでもKFは鉄板ですよね。
前述したように、割と渋めの状況に登場するジキルjrなので、
落ち着いた色がベースのKFはルアーとの相性もバッチリ。
表には蛍光色が入っているので、弱すぎないところも◎
右から二番目は「福田01」です。
こちらも大人しめのカラー。
先ほどご紹介したKFよりもアピールを落としたい時に使います。
ペレット系のカラーなので、いわゆる食わせ系ですね。
右から三番目は、「和からし」です。
いわゆるからし色ですね。
ジキルjrに関わらず、からし色は自分の中で「真ん中の色」です。
弱くもなく、強くもなく、中心に据えても手堅く魚が取れる色だと思ってます。
そんな手堅い色とジキルの相性が悪いわけがありませんね。
このカラーの良いところは割と手に入りやすいところです。
そして最後は、手に入りづらいカラーで申し訳ないんですが、
釣具屋マニアックスさんのオリジナルカラーである「紫電」です。
こちらのカラーには個人的にすごくお世話になっていて、
激渋の状況でも魚を釣れてきてくれます。
表は金ベースに黒とオレンジの飛ばし。
裏が茶色です。
二枚目の写真を見ていただくとわかるように、
表が金系統で、オレンジの飛ばしがグローなのでそこそこアピールは強いカラーなのかと思います。
ジキルjrが登場するところまで渋い釣りになった後に、まだ活性が残っている魚を引っ張って来るような印象です。
再販された私も買おうと思ってます。
まとめ
今回は、ロデオクラフトの名作スプーンであるジキルjrについて書いてきました。
私はスプーンでできるだけたくさんの魚を釣りたい人なので、
ジキルjrのようにやる気のない魚を引っ張ってくれるスプーンは大好きです。
割といつもスロー方向で使ってしまっているので、
ニュートラル〜速巻きぐらいでも釣れないかと色々試しています。
一つのスプーンでいろんな魚を釣ることができれば、かなりの武器になりますからね。
ざっくりとした説明に終始してしまいましたが、非常に奥が深いスプーンです。
是非手に取ってみてください。
それでは、また。